【連載】自分を高く売る

効果的に自分を売り込む方法(1)得たい結果から売り込む相手を明確にする

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

これまで何回かに渡って、会社やビジネスの世界に重宝される人材になる方法をお伝えしてきました。

ですが、重宝される人材になれたとしても、そのことを知ってもらえないと使ってはもらえません。

自身をきちんと売り込む必要があるのです。

効果的にプロモーションを行おう

実際、英語では昇進のことを「プロモーション」といいます。

マーケティングで使うプロモーションと同じ単語です。

マーケティングにおけるプロモーションとは、消費者に製品、あるいはサービスを意識させ、販売を促進するための活動を指します。

昇進を意味するプロモーションをマーケティングでの定義を踏まえてみていくと、「自分という商品をプロモートした(売り込んだ)」 結果の昇進、といった意味を持つことが見えてくるのではないでしょうか。

と同時に、売り込むことの重要性も感じてもらえると思います。

得たい結果から、売り込む相手を逆算する

では、効率的に売り込むにはどうしたらいいのか?

これまでも何度か書いているかと思いますが、効果的に自分を売り込むためにはまず「評価をしているのは、誰なのか?」を明確にする必要があります。

昇進であれば、直属の上司、部門長、人事部などでしょう。

異動であれば、行きたい部署の部門長や人事部。

転職であれば、採用マネージャーや採用先の人事部などがターゲットになります。

自身が得たい結果から、まずは売り込む相手を考えてみてください。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。