【連載】自分を高く売る

より多くの仕事を効率的に処理する方法1:タスクの見える化

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

日々の仕事に忙殺されている方は、世の中にたくさんいると思います。

どの企業も人手不足ですから、仕事のできる優秀な社員であればあるほど仕事が集まってくるでしょう。

それは、人と比べて多くのチャンスが舞い込んでくることを意味します

しかし仕事量が多かったとしても、ミスや遅延ばかりではせっかくのチャンスも逃げてしまいます。

チャンスを逃さないためにも、より多くの仕事を効率的に処理する「タスクの見える化」と「優先順位付け」を意識する必要があります。

タスクリストを作成しよう

まずやってほしいのは、日々の業務でやらなければならないことをまとめたタスクリストを作成することです。

これは、ノートや付箋、メールでも作成できます。私はメールで管理しています。

自分宛にメールを送り、タスクが完了するまで受信ボックスに入れておくのです。

件名を「締切日 / 内容 / 依頼者」など1行で分かるようにしておくと一目で各案件を管理することができます。

デスクワークの場合、1日に何度もメールを確認しますので決して見過ごすことはありません。

タスクのレベル調整を忘れずに

このとき、タスクのレベルを調整することがポイントになります。

なぜなら全てのタスクを細かく分けすぎると、手間が掛かりすぎるから

逆にタスク分けがアバウトすぎては管理が雑になります。

タスクの内容が複雑でミスが発生しそうだと感じた場合は、複数の異なるタスクとして別々に管理した方がよいでしょう。

タスクの見える化をするだけでも、仕事の効率が変わってきます。

早速、明日の仕事から試してみてください。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。