マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。
自分の上司だけでなく、周りの管理職を見渡してみると、マネージメントのレベルに個人差があるのを感じると思います。
特に年功序列型の人事システムを導入している日系企業に多い傾向です。
外資系企業やIT企業を除き、多くの企業は30代後半から40代前半にかけてマネージャーに昇格します。
マネージャーとしての資質よりもそれまでの経験や功績が評価されるのです。
そのため、資質の部分で管理職としてのレベルにバラツキがあります。
また部長職に40代後半から50代前半に昇格したとしても、マネージメントの経験はトータルで10年程度と決して長くはありません。
外資系企業やIT企業の場合、20代でマネージャー、30代前半で部長職、30代後半で役員といった形でマネージメントの資質のある人材は、早い段階でマネージメント経験を積んでいきます。
そうすることで、50代になったときにマネージメント経験20年以上のプロフェッショナルが育成されるのです。
一般的な日系企業と比べると管理職としての経験値は、倍以上になります。
もちろん、年数がすべてではありません。
しかし、「ポジションは、人を育てます」。
与えられた役割に応じ、人はその役割に則した考え方や決断力を身に付けていきます。
もし将来的に経営層を目指したいのであれば、一刻も早くマネージャーになるための努力をしていきましょう。
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