【連載】自分を高く売る

職務経歴書は半年に一度はアップデートすべき

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

キャリアチェンジやキャリアアップを考えている人に、ぜひ行って欲しいのが「職務経歴書のアップデート」です。

過去に部門責任者をしていた際に、部下にも定期的に職務経歴書をアップデートすることを推奨していました。

これは、決して退職や転職を勧めているわけではありません。

定期的に職務経歴書のアップデートをお勧めする理由は、三つあります。

記憶がフレッシュなうちに実績を整理しよう

まず一つ目は、記憶がフレッシュなうちに実績を整理できるから。

一般的に、どの企業も1年単位の評価制度を設けており、客観的に評価可能な目標を設定し、その後に定期的なレビューを行ないます。

しかし、残念ながら多くの社員が評価の直前に達成したことを一度にまとめて記入しているのが実情です。

記憶は、時間が経つほどに曖昧になり、印象が薄いことはすぐ忘れてしまいます。

こまめに職務経歴書をアップデートすることでより詳しく正確に記録に残すことができるのです。

社内外でのキャリアを意識できる

二つ目は、社内外でのキャリアを意識するため。

職務経歴書のアップデートを通じて、現在の職務に求められる役割や実績を振り返ると同時に、改善できるポイントを客観的に文字に落とし込むことができます。

そうすることで、自分のなすべき役割、評価されている部分、取り組まないといけないことが自ずと分かってくるのです。

社内外でのチャンスを掴むこともできる

三つ目は、社内外でチャンスを掴むことができるから。

職務経歴書とは、転職の際に第三者に対して自分を売り込むための資料です。

直近の成果をつねに伝えられる状態にしておくことで、目の前に突如として現れたチャンスに対応することができます。

いきなり会社の重役や重要なクライアントと食事をする機会があったとしても、直近の実績をしっかりとアピールすることができ、魅力的な仕事を任される可能性を高めることができるのです。

私自身、半年に一度のぺースで職務経歴書のアップデートを行なっています。

転職活動においては、部長職以上のエグゼクティブクラスの求人は件数が少なく誰でも内定を勝ち取れるわけではありません。

急遽ポジションが空いたとしても、職務経歴書のアップデートができていない状態では応募するタイミングを逃してしまいます。

職務経歴書を更新している間に他の候補者が決まってしまっては、元も子もありません。

確実に誰よりも早く手を挙げるためにも、職務経歴書をアップデートし、いつでも準備万全の態勢を整えておきましょう。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。