【連載】自分を高く売る

自身の価値を高める「転職エージェント」を選ぶポイント2つ

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

前回の記事『転職エージェントを活用すると、自身の価値を高められる』で書いた通り、マーケットでのあなたの価値を高めるためにも転職エージェントを有効活用すべきです。

ですが、転職エージェント選びは慎重に行いましょう。

転職エージェントの特徴を見る

選ぶ際のポイント一つ目は、規模や案件数ではなく、特徴を見ること。

厚生労働省の平成29年度職業紹介事業報告書によると「転職エージェント(有料職業紹介事業者)は2万783事業所」と過去最高を更新しています。

そのため、規模が大きければ大きいほど検索に引っかかりやすくなってはいます。

だからといって、あなたに合ったアドバイスをしてくれる訳ではありません。

社員が数名の転職エージェントの方が、親身になって相談に乗ってくれる・独自のサービス展開している可能性が高いです。

私の在籍するアトワジャパン株式会社は、事業会社でマネージメント職を経験した方のみがコンサルタントとして在籍しており、他のエージェントにない新しい付加価値を提供しています。

そうやって転職エージェントの特徴を見て、あなたの琴線に触れる会社を選ぶようにしましょう。

転職エージェントとの相性を見る

二つ目は、転職エージェントのコンサルタントの力量や自分との相性を見極めること。

これまでの経歴や仕事で大事にしている価値観、興味について転職エージェントに話してください。

そこで話が合えば、相性は良いと言えます。

そして「自分に、どのような求人が紹介できるか」を聞いてみましょう。

そこで紹介してもらった案件の内容や年収などの条件が、あなたの希望と沿っていない・どこかズレがあるように感じる場合は、ちょっとその転職エージェントは力量不足かもしれません。

なるべく早い段階で、長くつきあえるコンサルタントを探すことで、あなたの将来的な転職を成功させることにつながります。

気になった求人にとりあえず応募するもOK

ただ、自身に合った転職エージェントを見つけるのは時間がかかること。

ですので、インターネットで興味のある求人があれば、気軽に提供しているエージェントに問い合わせましょう。

なんなら「とりあえず、受けてみる」ことをお勧めします。

「受ける会社を品定め」する感覚で面談を受けるのです。

「この会社で働くと、自分にとってどんなメリットがあるか」を考えて、内定が出た後に現在の職場と比較します。

そして自分にとってより良い選択をすればよいのです。

いろんな面を持つ転職エージェントと付き合いをし、上手に自身のキャリアアップに活用してしまいましょう。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。