【連載】自分を高く売る

誰もが平等に、マーケットにあるすべての椅子に座るチャンスがある

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

たとえば、あなたが部長になれるだけの実力を持っていたとします。

周りの社員もあなたを高く評価しており、次の部長になるのはあなただと誰もが思っています。

ですが、あなたの上司である部長が同期だった場合、チャンスは回ってくるでしょうか?

あなたが部長になるためには、上司が本部長に昇格するのを待つか、上司が転職するのを待つかの2択しかありません。

つまり、あなたのキャリアは同期である部長がどういったキャリアの決断をするかによって変わってくるのです。

あなたは、部長がいなくなるのを大人しく待ちますか?

自身でキャリアを選択する?相手に任せる?

もし、ライバル企業で部長職が空いたらより早く部長職として経験が積める可能性があります。

一つの椅子を待つのではなく、マーケットにあるすべての椅子に座るチャンスがあると考えればワクワクしてきませんか?

転職を通じて感じたことは「誰でも会社に媚びない生き方ができるチャンスがある」ということ。

誰でも会社に媚びない生き方はできる

普通の会社員は、社内の評価や政治に配慮して経営陣や有力者と戦うことを好みません。

戦うことが良いとは言いませんが、自分自身に腹落ちしていないことを行なうことほどストレスが溜まるものはありません。

実力があり、ヘッドハンティングされるほどの実力者であれば仮に会社を去ることになったとしても次の職には困らないのです。

そういった意味でも仕事を失うことを恐れずに社内で自由に動くことができるようになります。

あなたは、あなた自身のキャリアという舞台の主役であり、演出であり、監督です。

ぜひ、あなたらしい、あなただけの素晴らしい舞台(キャリア)を作り上げていきましょう。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。