【連載】自分を高く売る

転職は活用次第で、最短で理想の自分に近づける

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

私はこれまでに5回の転職を繰り返しています。

そんな私を「ジョブホッパー」と呼ぶ人もいるほどです。

転職を有利に使おう

しかし、私は闇雲に職を変えていたわけではありません。

それぞれの職場で、短期間で即戦力となり、ビジネスに貢献してきました。

それと同時に新しいスキルを身に付け、自分の価値を上げ続けてもきました。

実際に転職する度に年収と職位は上がっていき、最初の転職から5年で年収は4倍になりました。

転職は、キャリアを切り開く選択肢の一つなのです。

転職は想像以上にエネルギーがいることも忘れずに

ですが、私は積極的に推奨しません。

なぜなら、転職は想像以上にエネルギーが必要だからです。

会社を辞める際には、引継ぎや引き留めが大なり小なりあります。

自分に様々なものを与えてくれた会社の恩に報いるためにも適当なことはできません。

誠心誠意取り組む必要があります。

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますが、辞めるときの姿勢が今後のあなたの評判として残ることを考えると手加減はできません。

次の会社が決まっている場合、有休消化ができることは非常に稀ですから、引継ぎと同時に退職手続きや入社準備などに追われて、週末を返上して働いたこともあります。

そして、新しく入社した会社では、「お手並み拝見」と言わんばかりに新しい同僚が中途社員の前に立ちはだかります。

大きなストレスが心と体に掛かることは間違いありません。

それでも、私は転職することを選びました。

それは、自分が「経験したいこと」を「自分自身」で選ぶことができるからです。

転職はうまく活用すれば、最短で理想の自分に近づく方法。

私はそう考えています。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。