マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。
上司とのミスコミュニケーションは、会社内でのあなたの評価を低くしかねません。
そんなミスコミュニケーションを生む要因は、自分基準です。
ミスコニュニケーションを生む「自分基準」
例えば、電車の中でお年寄りに席を譲らない人や大音量で音楽を流している車を見て、イライラした経験はありせんか?
このような行為をする人を見たときにイライラするのは、「自分だったらこんな行為をしないのに」と思うからではないでしょうか。
まさにこれが、自分基準です!
つまり、実際に迷惑行為をおこなっている人は、自分基準で「疲れているから、お年寄りに席を譲らないでいい」「大きな音で音楽を聴きながら運転するのは気持ちが良いからいいだろう」と考えている可能性があるということ。
「自分が正しい」と思い込まない
このように人は、それぞれ異なった価値観や考え方を持っています。
このことを忘れ、自分基準が正しいと思ったままコミュニケーションをとってしまうため、ミスコミュニケーションが生まれるのです。
「この程度ならわかるだろう」「知っていて当然」といった、自分基準からくる思い込みを持ったまま、上司とコミュニケーションをとってしまうと、誤解が生じたり、話が平行線のまま前に進められないといったりすることが起こります。
長年連れ添った夫婦や師弟関係のようなビジネスパートナーであれば、阿吽の呼吸で物事を進めることができるかもしれませんが、すべての人と同じレベルで価値観や考え方を合わせるのは不可能です。
上司とミスコミュニケーションを起こさないためにも、自分基準で話をしていないかを再度確認してください。
それを意識するだけでも、あなたの社内での評価は変化するはずです。
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