【連載】自分を高く売る

好印象を得るために「視覚」を意識する

マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。

あなたは「メラビアンの法則」をご存じでしょうか。

メラビアンの法則によると「第一印象は視覚55%、聴覚38%、言語7%という比率によって決まる」とされています。

視覚と聴覚だけで、第一印象の93%を占めているのです。

視覚が印象を左右する

確かにヨレヨレのスーツで商談に臨む営業マンを見て好意的な印象を持つ方はいません。

ビジネスマンは、基本的には客商売です。

社内外で様々な方とやりとりをしながら仕事を進めます

せっかく高い能力を持っていても服装や伝え方で損をしては、意味がありません。

一流のプロフェッショナルやマネージャーを目指すのであれば、「一流に相応しい風格を養うべき」なのです。

服装や髪型を意識しよう

視覚で最も重要なのは、「服装」や「髪型」です。

高級品で身を固める必要はありませんが、清潔感のある服装や髪型をつねに心がける必要があります。

ボディランゲージも大切に

また話をする際のボディランゲージも意識しましょう。

普段、無意識にやっている癖も見られているので、意識して直すのがお勧めです。

たとえば、話している最中に貧乏ゆすりを繰り返すと相手にイライラして不機嫌だという印象を与えてしまいます。

この相手が上司やお客様だった場合、意図せずに不愉快な思いをさせてしまう可能性があるのです。

腕や足を組む姿勢は「横柄な態度」と受け取られる可能性があります。

人の上に立つ管理職としては、このような細かい配慮を忘れてはいけません。

ボディランゲージはすぐに直せるものではありませんが、意識次第で変化させることが可能です。

服装などの見た目は、その日のうちに変えられます。

好印象を得るためにできることは、できるだけ実践し、戦略的にプラスの印象を得る努力をしましょう。

 

ABOUT ME
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Yasutaka Eda
『正しく評価してくれないこの会社に限界を感じたとき読む本』の著者、アトワジャパン株式会社 取締役。元戦略コンサルタント、外資系メーカーでの部長職を歴任。人材育成のプロフェッショナル。