マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。
前回の記事『好印象を得るために“視覚”を意識する』で、服装やボディランゲージを変えることで好印象を得る第一段階はクリアです。
次は聴覚を意識して、より好印象を決定づけましょう。
声を意識する
まずは、声の大きさやトーン、スピードを意識することが重要です。
小さな声は自信がない印象を与えてしまいますし、大きい声は威圧感を与えてしまうことがあります。
早口で捲くし立てるように話すのと、ゆっくりと丁寧に話すのでは相手に与える印象がまったく異なります。
TPOに合わせて、声や話し方を調整していくことが大切です。
話す内容も意識を
話す内容も、印象作りには欠かせません。
役職が上がると、対外的に部署を代表して発言することが増えていきます。
部署としての意見や会社としての意見をきちんと伝えられるように意識しましょう。
また役職者の発言は、一般社員と比べて影響力を持つため、噂話や特定の社員を攻撃するような発言は可能な限り控えたほうが望ましいです。
話し方を意識するだけで、信頼を得られる
これだけのことを意識するだけでも、あなたの印象は変わってきます。
好意的に見られる印象を演出して風格を養うことで、「彼であれば次に昇格させられる」と思ってもらうことができるだけでなく、チームメンバーに慕われて成果が上げやすくなるのです。
実際、要職に就いている方のなかには、専門のコーチを付けて役職に相応しい服装や振る舞いについて学ぶ方も大勢います。
まず自分自身が周りに与えている印象を理解するところから始めましょう。
そして、少しずつ理想像に近づける努力をしてみてください。
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