マネージャー育成コンサルタントの江田泰高です。
前回の記事【低い評価をされている人の特徴は、ありがちな「伝わらない会話」】はお読みいただきましたか?
インターネットが発達し、電子メールや携帯電話の登場によって、情報量は飛躍的に増えました。
近年では、リモートワークを可能とするビデオチャットなとども発達したことで、物理的な距離がほとんど障害にならなくなりました。
だからこそ、情報を咀嚼・整理して伝えることが必要となってきています。
ここからは、仕事上の会話で意識すべきポイントを3回に分けてご紹介していきます。
1つ目のポイントは、コミュニケーションをとる相手をしっかりと理解することです。
コミュニケーションをとる相手は誰か?
コミュニケーションをとる相手が明確でないと、声をかけるタイミングや話す内容を間違ってしまいます。
たとえば、会話の相手に急ぎの要件があったとしましょう。
にもかかわらず、自身の伝えたいことをいきなり話し始めたら……。
「この人は相手の都合を考えない人だ」とレッテルを貼られてしまいます。
しかもその内容が急ぎでなければ、尚更ですよね。
「仕事で話を伝える必要がある人は、誰か?」を明確にすること
この情報は、今、その人に伝えるべき情報なのか。
相手の優先順位はどうなっているのか。
相手をよく観察し、相手の都合に配慮して、「〇〇の件で、5分ほどお時間よろしいでしょうか」などと一言、声をかけるだけで印象は違ってきます。
仕事での会話を始める前に、まず相手を明確にし、観察するようにしてみてくださいね。
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